ベンリィ110 スタンダードのドライブベルトを交換します。
まず、キックを外して(近くのボルトが干渉する為)からカバーを外します。
フロントプーリーナットを緩める前に合いマークをつけておきましょう!
基本的にはトルクレンチを使い規定トルクで締めるのが正解ですが、持ってない方は復元時に必要です。私は確認の為、合いマークを付けました(*合いマークで元々の場所に戻しても規定トルクになるとは限りません。そこは自己責任でお願いします)
クラッチの方もナットを緩めて外します。
この時にクラッチのシューの摩耗状況を確認しましょう。シューに油分をつけないように。
プーリーを外しプーリーフェース面の摩耗を確認します。ここも油分をつけないように。
プーリー内に組み込まれているウェイトローラーとスライドピースは消耗品です。一緒に交換しておきましょう
ドライブベルトは亀裂があり少し伸びもあったせいか、ベルトがあたったような跡もありました。
部品はすべて純正部品です。
これで分解は終了です。
組付けはこれの逆の手順で組付ければ大丈夫です。
少し難しい所は ベルトとフロントプーリーを一緒に取付する所でベルトを挟み込まないようにベルトを手で縮めたりしながらプーリーを差し込みます。プーリーはスプラインになってます。(言葉では難しいです。コツみたいなのが確かにあります)
取付ができたらベルトを一度手動で回転させてテンションを一定にしておきます。
ロードテストをして完成です!
どうもありがとうございました!